【ヨッシーアイランド】SFC最高傑作?楽しくて可愛くて難しい!

ヨッシーアイランド アクション

本日は、スーパーマリオ ヨッシーアイランド(以下「ヨッシーアイランド」)についてご紹介しようと思います。

ヨッシーアイランドって?

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』は、1995年8月5日に日本の任天堂から発売されたスーパーファミコン用横スクロールアクションゲーム。通称『ヨッシーアイランド』。

1990年発売の『スーパーマリオワールド』でマリオと共に冒険したキャラクター「ヨッシー」が主役を務めるアクションゲームです。

グラフィックには手書き風の絵柄が用いられている。本作に登場するマリオは赤ん坊の姿をしており、取扱説明書及びゲーム内では「マリオ」ではなく「赤ちゃん」の呼び名で統一されています。

ヨッシーは、タマゴを投擲用の道具とする「タマゴ投げ」やジャンプボタンを押し続けることでより遠くまで飛べる「ふんばりジャンプ」など、従来のスーパーマリオシリーズには無かった様々なアクションを用いています。

これらのアクションは、後に本家スーパーマリオシリーズに逆輸入されるなど、ある意味において近代マリオンの礎を作ったゲームであるとも言えるかもしれません。

ストーリーとシステム

ストーリーは、こんな感じです。

ある日の夜、二つの布包みを咥えた一羽のコウノトリが飛行していた。コウノトリは、布にくるまれた双子の赤ちゃんを届けるべく、その子たちの両親のもとへ向かっていた。すると突然、猛スピードで飛び迫る謎の人物がコウノトリに襲い掛かり、布包みを奪い去った。しかし、その者が手にした包みは一つだけで、もう一つは地表へと落下していった。

コウノトリを襲った者の正体は、クッパ王国に仕える魔法使い・カメックだった。双子の赤ちゃんがやがて王国の脅威になるという自らの占いに基づいた犯行だったが、片方の赤ちゃんを誘拐し損ねたことを知ったカメックは、部下に捜索を命じた。

一方、上空から落下した赤ちゃんは、ヨッシーたちが暮らす島「ヨッシーアイランド」に住む一匹のヨッシーの背中に着陸し難を逃れる。赤ちゃんを保護したヨッシーたちが今後について相談している中、赤ちゃんは一つの方向を指差した。ヨッシーたちは手分けして赤ちゃんを運ぶことを決め、指し示された目的地へと向け出発する。

そして、ゲームシステムなのですが、本作には6つのワールドがあり、それぞれ8つの基本ステージが含まれています。

通常ステージではゴール地点にあるルーレットの輪をくぐるとクリア。各ワールドの4ステージ目(砦)では中ボス戦、8ステージ目(城)では大ボス戦がある。一度クリアしたステージは任意のものを選択し繰り返しプレイできます。

ヨッシーがダメージを受けると背負っている赤ちゃんがヨッシーから離れ、シャボン玉に包まれた状態で宙に浮かびます。

この時、画面上に数字(所持している「スターのおまもり」の数)が表示され徐々に減っていきます。赤ちゃんを捕まえることで数字の減りは止まるが、0になると赤ちゃんがコカメックに連れ去られてミスとなります。

スターのおまもりの数はステージ開始時では10ですが、ステージ内にあるアイテム「スター」(後述)を取ることなどで最大30まで増やせる。また、赤ちゃんを助けた時点でカウントが10未満だった場合は、10まで少しずつ回復します。

各ステージには「中間リング」が設置されています。これを通過すると、その後ミスになってもリングの周辺から再開できるようになる。また、通過時にはスターのおまもりが10増え(所持数が30を超える場合は30まで)、更にその近くにいる敵はスターのおまもりに変わります。

得点システムが面白い

各ステージのクリア後には得点が表示されます。

これは、ステージ内にあるアイテム「赤コイン」(1点×最大20枚)、「スペシャルフラワー」(10点×最大5個)、クリア時点での「スターのおまもり」(1点×最大30個)の取得状況によって決まり、100点満点で算出されます。

この点数はゲームクリアには関係ないが、そのワールドのすべてのステージで100点を記録すると、「スペシャルステージ」と「ボーナスチャレンジ」(後述)がプレイできるようになります。

また、全てのステージで100点を獲ると、タイトル画面に星印が表示されます。

ヨッシーアイランドのおもしろさ

さて、そんなヨッシーアイランドのおもしろさ、見ていきましょう。

とにかくグラフィックがかわいい!

まず、このゲーム、グラフィックが非常に凝っています。手描き感ただようタッチに、カラーリングに…本当に、見ているだけで、ほのぼのしてしまうんです。

赤ちゃんマリオも、ヨッシーも、ヘイホーも…とにかく、どのキャラクターも、愛おしくて仕方がありません。

さて、この特徴的なグラフィック、どのように実現しているのかという話ですが、これは、本作のロムカセットに、スーパーファミコン用ソフトの描画性能を補強するコプロセッサ「スーパーFXチップ」が搭載されていることによります。

この仕様の関係で本作の移植は難しいとされていましたが、2017年10月5日に発売されたスーパーファミコンの復刻版『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』に本作が収録され、2019年9月6日配信開始の『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』(Nintendo Switchのオンラインサービス特典ソフト)にも収録されました。

点数システムでやりこめる!

そして、そんなかわいいヨッシーアイランドですが、ゲームとしては非常に面白く、またやりがいがあります。

普通にクリアするだけなら、マリオシリーズの標準的な難易度かな、と思うのですが、これが先述の得点システムで各ステージ100点をとろうとすると、難易度がグッと上がってきます。

足場の不安定なところで赤コインをとったり、フラワーを探してステージをくまなくまわったり、ボスをミス無く倒したり…。

そして、各ワールドで100点をとることによって登場する隠しステージも、また難易度が非常に高いです。1ワールドの「このバカイヌとよばないで」からして、なかなか苦しいステージです。

おなじみの敵キャラクターも登場!

そして、マリオシリーズを彩る、個性的な敵キャラクターの数々も、このヨッシーアイランドでは存在感を放ちます。

夢工場ドキドキパニック(スーパーマリオUSA)以来に登場するヘイホーは、さまざまなバリエーションが登場し、ヨッシーアイランドにおける、ある種のアイコンとなっています。

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また、クリボーやノコノコ、パックンフラワー、ワンワンといったおなじみの敵キャラクターも登場し、このゲームがマリオシリーズの流れを汲んでいることを強く感じさせてくれます。

一方で、ボロドーなど、このヨッシーアイランドで初登場となる個性的な敵役も登場。

こういった敵キャラクターたちも、かわいらしいグラフィックと相まって、このゲームの魅力の1つとなっています。

 

流れるようなスーパープレイ!

さて、そんなヨッシーアイランドの魅力、スーパープレイ動画を見ながら、満喫してみましょう。

基本的なゲームシステムはマリオシリーズを踏襲しているわけですが、踏ん張りジャンプやたまご投擲といった、ヨッシーアイランドで初登場したアクションスタイルのおかげで、かなり派手なゲームにも見えます。

この動画、全ステージできっちり100点をとっていっているので、なかなか100点が取れない人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

【まとめ】新たなマリオシリーズ!かわいいキャラも要チェック!

以上となりますが、いかがでしょうか?

このヨッシーアイランド、赤ちゃん時代のマリオを登場させるという、これまでにないチャレンジを盛り込みつつ、ゲーム性はマリオシリーズを発展させることで、非常に魅力的なゲームに仕上がっています。

また、かわいらしいキャラクターや、点数システムによるやりこみ度の深さもまた、このゲームの個性。

今遊んでも、十分すぎるくらいに楽しめる、このヨッシーアイランド。皆さん、ぜひプレイしてみて下さい!

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