【スーパーマリオ2】やりがいと歯ごたえのあるスーパーマリオ。

スーパーマリオブラザーズ2 アクション

本日は、スーパーマリオブラザーズ2についてご紹介しようと思います。

スーパーマリオブラザーズ2って?

スーパーマリオブラザーズ2は、『スーパーマリオブラザーズ2』(スーパーマリオブラザーズツー、SUPER MARIO BROS. 2)は、1986年(昭和61年)に任天堂から発売されたアクションゲームです。

略称は「スーパーマリオ2」「スーマリ2」「マリオ2」「SMB2」等ですね。

前作『スーパーマリオブラザーズ』のステージを完全に一新した作品で、基本的なシステムは前作と同じだが、いくつかの点で前作とは異なっています。

歴代スーパーマリオシリーズの中でも最上級の難易度を誇ると言われており、パッケージには「FOR SUPER PLAYER’S」(スーパーマリオコレクションにおけるスーパーマリオブラザーズ2のタイトル画面では「FOR SUPER PLAYERS」)と表記されていることからも、上級者向けに開発されたことがうかがえます。

日本国内においては、1986年(昭和61年)6月3日に、ファミリーコンピュータ ディスクシステム用として発売された。ディスクライターでの累計書き換え回数は、通算第1位を誇ります。

ゲームのストーリーは1作目と同じであり、取扱説明書の記述やVC公式サイトなどでは、難易度やステージ構成を変えたパラレルワールドという位置付けとなっています。

ただし、一部1990年代の雑誌や攻略本などでは「前作からの直接的な続編」と記されており、「さらにパワーアップしたクッパがピーチをさらい、今回はルイージも共に戦う」などと書かれているものもあるなど、世界観については諸説あります。

 

スーパーマリオ2の特徴

では、スーパーマリオ2は、どのあたりに特徴があるのか。前作、初代スーパーマリオとの比較を中心に、見ていきましょう。

大幅に上昇した難易度

前作と比べて、敵キャラや目的などは大きく変わってはいませんが、前作で既に存在していた「クリアに必須ではない高等テクニック」の数々が本作では必須となったコースが多く、難易度は前作よりも大幅に高くなっている。難易度の上昇に伴い、前作より存在した裏技である無限1UPを随所で行えるステージ設計となっています。

実際、1−1で早速無限1UPが2カ所もできるところがあるあたり、「最初にしっかり残機を増やしておいてくださいね」というメッセージが込められているように思います。

選べるキャラクター

前作にあった2人で交互にプレイするモードが無くなり、本作では1人プレイ専用に変更されました。その代わり、ゲームスタート時にマリオとルイージのどちらを使用するか選択できるようになっています。

マリオは前作とさほど変わらない標準的な操作感覚なのですが、ルイージは「マリオよりもジャンプ力が高いが、代わりにダッシュの加速および減速までの速度切り替えがマリオより遅い(このため初速がわずかに遅く、減速の際に非常に滑りやすい)」という癖のある操作感覚になっています。

基本的にはマリオの方が操作しやすいのですが、ルイージの方が楽なステージもあったりするので、このあたりは好みが分かれそうなところですね。

とるとマイナス!毒キノコ

前作にも登場した「スーパーキノコ」「ファイアフラワー」に加え、「毒キノコ」が登場します。

取ると敵にぶつかった時と同じくダメージを受けてしまいます。さらにダメージ直後の無敵時間(半透明になっている間)でも取るとミスとなります。

グラフィックはオリジナルではスーパーキノコの茶色と黒の色違いなのですが、ファミコンのカラー数の制限からか白や青の毒キノコが存在するなど場所によって見た目が変化します。

SFC版では紫色で傘にドクロのマークが描かれるなど、違いが強調されています。

毒キノコは、それ自体もうっとうしいですが、邪魔なところの隠しブロックに入っていたりすることも多く、これがまた、ゲームの難易度を上げる要因にもなっていたりします。

逆ワープゾーン

先のワールドへ行けるワープゾーンは健在なのですが、新たなトラップとして前のワールドに戻されてしまうワープゾーン、通称「逆ワープ」も出現します。

普通にクリアを目指す場合は遠回りとなってしまいますが、原理的にはここを回り続ける限りは最終ステージに行かずに済むため、これを逆手に取ればカウンターストップを目指して得点を稼いだり、1-1などで残機を増やすことができます。

この逆ワープ、3−1(1−1へ逆戻り)と、8−1(5-1へ逆戻り)の2つがあります。

なお、戻りたくない場合、3-1には左横に自滅用の穴が作られているが、8-1ではタイムアップを待つという手段しかありません。8−1から5−1は非常に大きく戻されてしまいますので、何とかしないといけませんね。

特に難しいステージは

さて、そんなスーパーマリオ2、全体的な難易度の上昇が知られていますが、特に難しいステージは、どこなのでしょうか。

個人的に、特に難しいと感じるステージ、いくつか挙げてみようと思います。

【4−4】前半最大の山場!狭い通路のファイアバーが厳しい

まず、前半最大の山場として立ち塞がるのが、4−4のお城。

冒頭から巨大ファイアバーに驚かされますが、そこは比較的広さがあるので、何とか乗り切れます。やっかいなのはその後、狭い通路や足場の悪いところで、たくさんのファイアバーを乗り切ったり、クッパの炎を回避したりしなければなりません。

このステージは、パワーアップアイテムが2カ所あるので、うまくいけばクッパをファイアで倒せるのですが、道中、チビマリオの方が進みやすいことも多く、ファイアマリオになるかどうかも、判断の分かれるところですね。

【8−3】低位置にいるジュゲムと隠し毒キノコが邪魔すぎる!

続いて、最後のクッパ城の手前に立ち塞がる、8−3。

ここは雲の上のステージということで、一見楽しそうに見えるのですが、低空飛行でパイポを投げまくるジュゲムが、そんな楽しさから一気に現実に引き戻してくれます。踏んで倒すこともできるのですが、足場が悪い上、すぐに復活してくるので、なかなか苦労も多いところ。

加えて、先述の「毒キノコ」がかなり邪魔なところに隠されているので、毒キノコブロックに頭をぶつけたり、出てきた毒キノコが邪魔だったりと、このあたりも頭が痛いところです。

【8−4】正しいルートを見つけるのに一苦労!垂直下りも難しい

最後のクッパ城も、かなり難易度の高いステージです。

まず最初、垂直下りが苦手な人は、ここだけでかなりやられてしまうこと間違いなしでしょうし、中盤にある2つ目の垂直下りは、下に赤パックンがいることもあって、プレッシャーが増す分、難易度も高まります。

また、このステージはルートが複雑で、正しいルートを知らないと、いつまでも同じようなところをぐるぐると回されてしまいます。

正しいルートが分かって、垂直下りをモノにしていれば意外とラクなのですが、そうでない人にとっては苦戦間違いなしのステージですね。

【まとめ】高難易度でやりがいのあるスーパーマリオ!

以上となりますが、いかがでしょうか?

このスーパーマリオ2、国民的ゲームとなった初代スーパーマリオを、より歯ごたえのある形でパワーアップさせたゲームになり、その難易度は、今でも十分に楽しめるほど。

一方で、絶望的な難易度かというと、実際はそこまででもなく、普通のマリオに慣れている人にとっては、ちょうどいい「やりがい」を感じられるくらいではないかな、とも思います。

このマリオ2、とても面白いので、機会があれば、ぜひプレイしてみてください!

 

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