【カラテカ】元祖格闘ゲーム?ファミコン黎明期の代表作!?

カラテカ アクション

本日は、カラテカについてご紹介しようと思います。

カラテカって?

カラテカは、日本ではファミコンゲームとして認知されていますが、実はそのルーツは、1984年6月1日にアメリカ合衆国のBrøderbundが発売したApple II用横スクロールアクションゲームです。

空手家の主人公が婚約者を連れ戻すためにアクマ (Akuma) やその部下たちと闘う空手格闘アクションゲームで、欧米では各種ホビーパソコンに移植されたほか、日本国内においてもPC-9801などのパソコンや家庭用ゲーム機であるファミリーコンピュータ、携帯型ゲーム機であるゲームボーイにも移植されています。

ちなみに、お笑い芸人コンビ「カラテカ」の名前が、このゲームからとられているのも、有名な話ですよね。

実は元祖格闘ゲーム?

プレイヤーはパンチやキックを使い、敵を打ち倒していくというシステムです。

攻撃には上・中・下段攻撃が使用でき、前述のパンチやキック攻撃と組み合わせると6種類の攻撃方法が存在することになります。

攻撃は最大3回(一部の敵キャラクターは4回)まで連射できます。

どちらも同じ高さの攻撃を同時に繰り出すと「相殺」し合い、その場合はどちらもノーダメージで戦闘は強制終了します。

また、特定ボタンを押すと「礼」を行いますが、これはゲーム中の難易度を上下させる効果があります。

格闘ゲームでおなじみの体力ゲージも、ここが元祖

主人公と対戦相手の敵の体力は画面下に常表示されており、プレイヤーは赤色のゲージ、敵キャラクターは青色のゲージで表現されます。

移動状態のポーズのまま待機していると体力が回復する(敵も待機していると同様に回復する)が、体力には「限界点」というものが存在し、それ以上は回復できないようになっています。

限界点は、自分の体力がある地点が敵キャラクターの体力の限界点ということになる。つまり相手を攻撃し続け、より先に体力を削った方が若干有利になります。

「構え」が大事なんです

キャラクターには「戦闘状態」と「移動状態」の2種類の状態があり、戦闘状態だとすり足でしか移動できませんが、パンチやキックを繰り出すこと、そして移動状態と違い後退を行うことができます。

移動状態だと主人公は走れますが、この状態と戦闘状態をうまく組み合わせなければ抜けられないトラップも登場する。しかし、この移動状態のまま敵に激突すると一瞬で体力が尽きてしまい、ゲームオーバーとなってしまいます。

「礼」で変わる難易度

戦闘開始時に礼を行いますが、主人公が礼をすると敵も礼を返しおます。

礼をした後に戦闘状態にせず、再度礼を行い続けると永遠に対戦が始まりません。

礼を行わずにすぐ戦闘することも可能ですが、その場合は敵AIが超高難易度設定となる。逆に、敵AIが先に礼をしてしまった場合は、タイミング良く主人公も礼を返さなければならないのです。

この「礼」をどう使っていくかも、このゲームのポイントでしょう。

カラテカの見どころ!

この「カラテカ」、実はきちんとクリアしているところ、あまり見たことがないのではないでしょうか。

ということで、今回、スーパープレイ動画を通じて、カラテカのクリアの瞬間を見てみることにしましょう。

改めて動画で見ると、1984年のゲームとは思えないくらい、キャラクターの動きがなめらかなことに驚かされます。

1984年といえば、実はスーパーマリオブラザーズすら、まだ発売されていないとき。そんなときに、これだけのゲームを作れていたというのは、何気にすごいことなのではないかと感じます。

【まとめ】元祖格闘ゲーム、なのかも?

以上となりますが、いかがでしょうか?

このカラテカ、1984年のゲームと、非常に古い、ファミコン黎明期のものではあるのですが、実は意外と完成度が高く、今日の格闘ゲームを思わせるテイストが感じられるなど、意外なほどに見どころのあるゲームなのです。

お笑いコンビの名前にもとられるほど愛された、このゲーム。ぜひ一度、プレイしてみて下さい!

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