【ツインビー】元祖協力型シューティング!上手にベルでパワーアップ!

ツインビー1986 シューティング

本日は、ツインビーについてご紹介しようと思います。

ツインビーって?

『ツインビー』(TwinBee)は、コナミの縦スクロールシューティングゲーム。1985年3月5日にアーケードゲームとして稼働開始し、その後に各種家庭用ゲーム機などに移植されました。

2人同時プレイが可能なシューティングゲームの草分け的な存在として、知られています。

プレイヤーは自機(1P側:ツインビー、2P側:ウィンビー)を操り、空から迫り来る敵と地上に配置された敵を倒しながら進攻していく、というシステムです。

2人同時プレイが可能で、同時プレイ時のみ可能な攻撃もある。空中にはショット弾、地上へは爆弾で攻撃します。

地上への爆撃は、射程内では若干左右にも幅があり、自動的に照準が合うようになっている。地上の敵を破壊すると、フルーツやスターなどのアイテムが出ます。

ツインビー・ウィンビーとも、爆弾は自機の左右に備える手のようなもので投下するが、敵弾を受けるとこの手がなくなります。ただし1機につき1度だけ、画面上部から出現する救急車と合体することで手を修理してもらえます。

ストーリーはこんな感じ

さて、このゲーム、ストーリーはこのようになっています。

宇宙暦2801、平和なドンブリ島に突如としてスパイス大王率いる軍隊が攻め寄せてきた。

スパイス大王は島を占領すると、島に伝わる5つの宝の玉を部下の4人の将軍に分け与え、島は分割統治されることになった。

一方、島のはずれに住んでいた風変わりな科学者シナモン博士は2機の戦闘機「ツインビー」「ウィンビー」を密かに開発していた。そして博士の弟子(初期は息子という設定だった)「アンナモン」と「ドンナモン」がそれぞれ乗り込み、スパイス大王の軍勢に対し勇敢に戦いを挑んでいった……。

おなじみのシナモン博士は、ツインビー初回から設定上は登場するわけですね。ちなみに、後のコナミワイワイワールドでは、ゲーム中にもしっかり登場してきます。

 

ベルでパワーアップ!

このゲームのポイントは、なんといってもベルを使ったパワーアップ。

ステージ中には多数の雲が浮かんでおり、その中にはパワーアップアイテムのベルが隠れているものがあります。そのの雲にショット弾を当てるとベルが飛び出し、ベルに一定数のショット弾を当てるとベルの色が変化します。

ベルを取ったときの色によって得点や各種パワーアップの効果が得られます。

パワーアップ時はファンファーレが鳴り、BGMがアップテンポの曲に変わりますが、撃墜されると元のBGMに戻ります。このとき、パワーアップ効果もすべて失われてしまうので、落ち着いた音楽と相まって、なかなかの喪失感を覚えてしまいます。

そんなベルのパワーアップ内容、見ていきましょう。

黄色

ボーナス(得点)。最初は500点で、黄色ベルを逃さず取り続けると最高10000点まで上がります。

白色

ツイン砲。初期状態では単装の対空ショット弾が2連装になり、攻撃判定がやや広まります。自機がミスするか、地上ベル (3-WAY) を取るまで有効で、分身とも併用可能です。

青色

スピードアップ。自機の移動速度が上がり、敵や弾をかわしやすくなります。複数の青ベルを取ると最高16段階までスピードアップするが、取り過ぎると操作が困難になる。

自機がミスするまで有効で、一度上がったスピードを下げるにはミスする以外に方法はありません。取り過ぎにはご注意を…。

点滅

分身。残像が2つつきます。分身は自機が移動するとその軌跡をついて回り、自機が止まると同じ座標に収束します。上手に操作すれば攻撃範囲を格段に広げることができます。

なお、分身を取った状態ではバリア装着の赤ベルが出ません。また、2人同時プレイでゲームをスタートした場合は出現しないなど、いくつかの制約があります。

赤色

バリア。自機の周囲が丸く輝く光の玉(バリア)に包まれ、敵や弾から保護されるようになる。バリアはダメージを受ける毎に徐々に小さくなり、耐久限度に達すると消滅します。

バリアが有効な間は分身の点滅ベルが出ません。

また、バリアを取ると同時に画面上から多量の卵形の敵(エグレス)が出現し、バリアを削りにきます。2人プレイのとき、先にバリアを取った方は良いのですが、後の方はこれで困るんですよね。

1〜3ステージは簡単、4ステージから急に難易度アップ

さて、このツインビー、ゲームとしては割とシンプルなので、気軽に楽しくプレイできます。

ということで、早速遊んでみると、1〜3ステージくらいは、敵の攻撃もそれほど激しくなく、快適で楽しく、ゆとりをもってパワーアップしながら、先に進んでいくことができます。

ところが、そんな雰囲気が変わってくるのが、4ステージ。ここから敵の攻撃が一気に激しくなり、難易度が上がってくるのを感じます。なんとしても、ここまでにバリアを装着して臨みたい所ですが、仮にバリアがあっても、油断していると一瞬で外れかねないような感じです。

そして、その難易度がさらに上がってくるのが、ステージ5。いきなりサイドから敵が襲ってくる上、中盤の敵の攻撃も非常に激しく、万一ここでやられてパワーアップをすべて失うと、もはや立て直しはほぼ不可能という状況に陥ってしまいます。

なんとかして、バリアを維持しながら、このステージを乗り切らないといけません。幸い、2人強力プレイであれば、2人が同時にやられることはそれほどないでしょうから、仮に1人がやられても、もう1人が周りの敵を蹴散らすことで、再びパワーアップするまでの時間稼ぎをすることができます。

【まとめ】協力プレイで楽しむシューティングゲーム!

以上となりますが、いかがでしょうか?

ツインビーは、協力型シューティングゲームの元祖として、またコナミの初期ヒット作の1つとして、今もなお、多くのファンを抱えているゲームです。

パワーアップしながら先に進んでいくゲーム性もなかなか楽しいのですが、一方で後半の面でパワーアップを失うともはや立て直しはほぼ不可能など、ゲームバランス的にはあと一歩の踏み込んだ調整があって良かったのかもしれません。

とはいえ、ツインビーが名作であるという評価が揺らぐことがないのも、また事実。皆さん、一緒にツインビーを楽しみましょう!

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